税理士の試験はどんな試験なの

税務に関する仕事をするのが税理士の仕事であり,また,税理士になるには資格が必要であるということを知ってる人は多いと思います。

ですがその税理士の試験の内容までは知らない人も多いと思います。
正直あまり興味のないことについて知らないのは当然です。
しかし私たちの生活に密着している税のサポートをしてくれる税理士の試験について知っておいても損はないと思います。
税理士の試験では主に税の法律,つまり税法についての試験を行います。
どうしても社会における税の種類が多く複雑なため試験の科目も多くなっているのですが,科目全てが税法に関係しているかといったらそうではありません。
実は全11科目ある試験の中で2科目は税法とは違う科目となっているのです。
それは税理士には税法と同じくらい必須と言われている会計に関する知識です。
税法と会計に関する知識はどうしても税理士には必要となってきます。
試験は1科目2時間で行われて,合格基準は11科目中5科目に合格することです。
ちなみにその5科目の中には会計に関する科目も入ってなくてはなりません。
そこで試験の中で会計に関する科目は必須科目として他の科目が何個合格しようがその必須科目に合格しないことには試験には合格できない仕組みとなっています。
税理士の試験は,このように複雑になっています。