就きたい仕事があったときその仕事に必要なものが何かを知っておくことが大切です。

たとえば税理士について,何が必要なのかを説明したいと思います。
一般の方が,税理士になるにあたり何が必要なのかを考えた時,まず税理士資格が必要だと思うでしょう。
確かに,その通りですですが,このほかにも実はこの資格を手に入れるためには別な資格が必要となります。
それが日商簿記検定という検定で,その検定の1級が必要となります。
しかも学歴も経済学部か法学部を卒業しなければならない規定があります。
この事実を知らないと大変なので資格が欲しいと思ったらまずは調べることが重要です。
そして,資格があれば大丈夫と言う考えも持ってはいけません。
税理士は資格があれば大丈夫なんて甘い仕事ではありません。
税理士は社会的信頼性の高い仕事であるため,税理士試験に合格し税理士としての資格を有していたとしても,税理士として名乗ることは出来ません。
つまり,税理士として名乗り働くためには実務経験が必要なのです。
税理士法の規定としては2年以上の経験がないと税理士として働くことは認められないのです。
このように税理士として名乗り,仕事を行うには実務要件と税理士試験合格という2つを満たさないといけません。
 

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